福島県浪江ひまわり荘

施設は南北に管理ゾーンと生活ゾーンに分かれており、生活ゾーンは4ユニットを管理しやすいよう回遊動線で繋げる平面構成としました。合理性を考えると均質になりがちな平面計画もズレを作ることで、単調にならないようにしています。その他にも光の取り方(トップライト、ハイサイドライト)、天井高の変化、平面的な抜けなどの建築的要素を散りばめることで多様な空間作りを意識しています。
構造は、RC造の壁に軽やかな木屋根を掛け、木架構を表しとすることで、木の温かみを感じられるような内部空間としました。外観は、遠景の山の連なりを意識し、地域に馴染みやすいよう低い先が外周部にくるような屋根がいくつも連なるような形態とし、集会室や食堂といった天井高の高い空間が、そのまま外部に現れることで突出したヴォリュームが建築的アイコンとなるように計画しました。

  • 所在地  福島県西白河郡西郷村
  • 構造   RC造 一部S造 一部木 地上1階
  • 延床面積 2,887㎡
  • 竣工   令和3年