郡山総合体育館大規模改造耐震補強
東日本大震災で大屋根立体トラス柱脚部のアンカーボルト全損という大被害を受けた。小体育館も柱のせん断破壊が生じるなど深刻な被害を受け、いずれも緊急避難施設としての役割を果たすことができなかった。被害後、ただちに補強設計を行い、被害か所の補修と、弱点となっていた構造部材の耐震補強を行い、震災2年後に再オープンすることができた。建物全体の耐震性は極端に悪いわけではない…。しかし、部分的な弱点が大きな被害につながってしまう場合があることは体育館に共通の課題である。
- 業務内容 平成24年 耐震補強
- 所在地 郡山市
- 構造 SRC造 3階建
- 延床面積 9,077.89㎡
- 築年 昭和48年